一般女性を暴行した容疑で逮捕され、無期限謹慎処分が下された音楽グループ『AAA(トリプルエー)』のリーダー・浦田直也(うらた・なおや 36歳)が、16日付けで不起訴処分となったことが明らかになりました。
東京地方検察庁は処分の詳しい内容、理由を明らかにはしていませんが、起訴猶予とみられています。
浦田直也さんは今年4月19日午前5時ごろに、酒に酔った状態で東京都中央区内のコンビニを訪れ、居合わせた面識のない20代女性に「一緒に飲みに行こうよ」などと声をかけたものの、誘いを断られました。
これに対して浦田直也さんは「俺はAAAのメンバーだ。知らないのか」などと問い詰め、女性から「知らない」と言われたことに激怒し、店内で女性の左頬を1回平手打ちしたうえ、コンビニから近くのマンションへ逃げ込んだ女性を追いかけ、エレベーター内で女性の足に蹴りを入れていたことも報じられています。
その翌日に浦田直也さんは暴行容疑で警視庁月島署に逮捕され、同21日の保釈後に開いた会見では活動自粛を表明、その後事務所『エイベックス・マネジメント』は無期限謹慎を発表し、AAAは5人で活動を継続しています。
警視庁などは保釈後も任意での捜査を続けていたものの、起訴されることなく不起訴処分となりました。
これを受けてエイベックスはコメントを発表し、
「まずは、今回の件に関しまして、被害者の方に改めてお詫び申し上げます。今回の刑事処分としては、不起訴処分となりましたが、本人の今後につきましては、今回の処分を踏まえ、その他の状況等も勘案し、検討しているところでございます。方針確定後、改めて発表させていただきますので、よろしくお願いいたします。」
としています。
不起訴理由は公表されていませんが、被害者の女性と示談が成立したということなのかもしれません。
気になる今後についてですが、事務所側も浦田直也さんの年内復帰は考えていない様子で、浦田直也さんはAAAのリーダーであるにも関わらず、これまでに酒に酔って何度かトラブルを起こしており、リーダーとしての自覚が足りないとも指摘されているので、このままグループ脱退の可能性もありそうです。
浦田直也さんはファンへの対応も悪く、AAAの中でも一番人気が低かったとも言われているので、浦田直也さんがもし脱退したとしても特に影響は無さそうですが、果たしてどういった展開を迎えるのか引き続き見守っていきたいですね。
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