マトリックス4製作へ。最新作の出演者や内容、公開時期は? 完結から20年、監督のウォシャウスキー兄弟は性転換で女性 に

ハリウッド俳優キアヌ・リーブスさん主演のSFアクション映画『マトリックス』シリーズ第4弾(タイトル未定)の製作が正式発表されました。
現地メディア『Variety』の報道によると、『マトリックス4』の撮影は2020年上旬から開始予定で、公開時期は未定とのことです。
発表によると、『マトリックス4』では主人公のネオ(トーマス・A・アンダーソン)役を演じたキアヌ・リーブスさん、ヒロインのトリニティー役を演じたキャリー=アン・モスさんが続投するとのことですが、ネオたちの仲間モーフィアス役を演じたローレンス・フィッシュバーンさんの出演は明らかにされていません。

『マトリックス4』でメガホンを取るのは、同シリーズの脚本・監督・製作総指揮を担当してきたウォシャウスキー姉妹の姉ラナ・ウォシャウスキーさん(別名=ラリー・ウォシャウスキー 54歳)と発表されています。

一方で、妹のリリー・ウォシャウスキーさんは『マトリックス4』には参加しないのか、クリ エイティブチームに名を連ねていません。

脚本は、ラナ・ウォシャウスキーさん、アレクサンダー・ヘモンさん、デイヴィッド・ミッチェルさんが共同で担当し、『マトリックス』シリーズの2作目と3作目で製作総指揮を担当したグラント・ヒルさんの続投も発表されています。

ちなみに、姉妹は元々男性でしたがラナ・ウォシャウスキーさんは2008年、リリー・ウォシャウスキーさん(別名=アンディ・ウォシャウスキー 51歳)は2016年に性別適合手術を受けたことが明らかになっています。

ラナ・ウォシャウスキーさんは『マトリックス4』について、

「私と妹リリーが20年前に模索したアイデアの多くは、より現代社会に近いものとなっています。おなじみのキャラクターを呼び戻せること、素晴らしき友人と再び仕事ができることに感謝しています」

とし、4作目の内容の詳細は明らかにしていないものの、「これまでよりも(第1作に)関連した内容」と語っています。
一方、配給元の『ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ』のトビー・エメリッヒ会⻑は『マトリックス4』について、

「ラナと再び『マトリックス』の世界に入れることに、とても興奮しております。まさにラナは先見の明があり、非凡で独創的な映画監督です。我々は彼女が『マトリックス』ユニバースにおける新作で脚本と監督、そしてプロデュースを手掛けることにワクワクしています」

とコメントしています。

『マトリックス』シリーズは1999年に1作目が公開され、日本でも興行収入85億円の大ヒットを記録しており、2003年公開の2作目『マトリックス リローデッド』は110億円、同年公開の3作目で完結作『マトリックス レボリューションズ』は67億円を記録しました。
こうしたヒットを記録している『マトリックス』シリーズは、これまでにも何度か続編製作の噂が出ては消えてを繰り返していたのですが、ついに『マトリックス4』の製作が正式発表されました。

『マトリックス』シリーズは3部作で完結しているだけに、4作目は一体どのような内容になるのか大きな注目を集めており、最新CGなどを駆使した迫力のある映像に期待の一方で、不安視する声も少なくありません。

シリーズ完結から10年が過ぎた2014年に、『マトリックス』の新シリーズ3部作が製作されるという噂が浮上した際には、1作目よりも前のストーリー(前日譚)を描くという話で、すでにウォシャウスキー姉妹が脚本執筆を開始しているという噂があったのですが、続編ではなく前日譚ということで賛否両論となっていました。
しかし、この構想もいつの間にか立ち消えてしまったのですが、シリーズ完結から今年で早20年となり、現在の最新技術を駆使してどういった作品に仕上がるのか注目したいですね。

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