元ビッグバンV.I(スンリ)を送検 横領・日本人への売春あっせん容疑など=韓国警察


【ソウル聯合ニュース】ソウル地方警察庁は25日、横領や売春あっせんなどの容疑で人気グループBIGBANG(ビッグバン)元メンバーのイ・スンヒョン(引退前の芸名V.I)容疑者(28)を起訴相当の意見を付けて送検したと明らかにした。

 イ容疑者が問われている容疑は七つ。2015年12月から16年1月まで、日本人や台湾人の投資家らに数回にわたって売春をあっせんし、本人も買春を行った疑いがなど持たれている。

 イ容疑者のビジネスパートナーのユ・インソク容疑者も売春あっせんなどの疑いで送検された。ほかに売春あっせんに関与した4人や女17人を含む19人も売買春の容疑で送検された。

 警察によると、イ容疑者の横領額は計約11億2000万ウォン(約1億400万円)に上る。イ容疑者とユ容疑者は共同で設立したソウル・江南にある飲食店のブランド使用料などの名目でクラブ「バーニングサン」の資金約5億2800万ウォンを横領したほか、弁護士費用の名目で飲食店の資金約2200万ウォンなどを横領したという。

 このほか、イ容疑者は参加していたコミュニケーションアプリ「カカオトーク」のグループトークで違法な動画を共有し、メンバーに携帯電話を替えるよう指示した疑いも持たれている。

 グループトークで警察幹部として名前が出ていた総警(日本の警視正に相当)も職権乱用の疑いで送検された。この人物はイ容疑者とユ容疑者が16年7月に開業した飲食店が食品衛生法違反で通報されると、江南警察署の警察官を通じて取り締まり内容を確認し、ユ容疑者に伝えた疑いが持たれている。

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