ビッグスクーター

ヤマハ トリシティ155

ヤマハ トリシティ155

ヤマハ トリシティ155

種類:シティコミューター
排気量:155cm3
シート高:780mm
車両重量:165㎏
一般道実燃費:約41㎞/L
高速道実燃費:27㎞/L
新車価格:453,600円税込
中古車価格帯:約32万~38万円(2016~2017年モデル)

フロントタイヤが2本という独創的な車体構成のトリシティ155を見たとき「これって大丈夫なの?」と思った人も多いでしょう。バイクはフロントタイヤのグリップが失われると転倒につながりますし、スクーターはニーグリップができないので低速走行が苦手です。トリシティ155はこれらの欠点を補った150㏄スクーターだといえます。高速道では常に高回転域までエンジンを回すので燃費が悪化し、追い越し加速も厳しいですね。

概要

ヤマハは新コミューター市場の創造を目指す「ニュースタンダード シティコミューター」のコンセプトを基にLMW(リーニング・マルチ・ホイール)と呼ばれる二輪のように傾斜して曲がるといった三輪以上の車両の開発に着手した。その第一弾として2014年3月にトリシティを発表し、同年4月にタイの現地法人であるタイヤマハモーターによって製造販売が開始された。

車両解説

前輪側は片側2本ずつのフロントフォークの外側に車輪を懸架させており、パラレログラムリンクと呼ばれるリンク機構により左右の車輪を車両と同じようにリーンさせることができ、通常の二輪車と同じような自然な操作感を実現している。これにより両輪で同じ方向に旋回できるだけでなく、片輪側だけで段差に対応できる構造にもなっている。後輪側とエンジンは通常のスクーターの構造を流用している。
なお、スタンドを使用しない自立機構は備えておらず停車の際は足を着く必要があり、駐車の際はサイドスタンドもしくはセンタースタンドを使用する。

トリシティ155のおすすめポイント

なんといってもフロントタイヤが2本になっているのがトリシティ155のおすすめポイントです。フロントタイヤの接地面積が多くなり、カーブの外側か内側のどちらかがグリップしていればスリップする危険性はありません。2本のタイヤはライダーの入力に合わせてリーンしますので、しっかり路面を追従します。もちろん、他車と比較すると制動距離も短くなります。